日本再興戦略 (NewsPicks Book)

「ポジションを取れ。批評家になるな。フェアに向き合え。手を動かせ。金を稼げ。画一的な基準を持つな。複雑なものや時間をかけないと成し得ないことに自分なりの価値を見出して愛でろ。あれゆることにトキメキながら、あらゆるものに絶望して期待せずに生きろ。明日と明後日で考える基準を変え続けろ。」

落合陽一さんの本を初めて読んだ。テレビに出演して話をしている所しか見たことが無かったのですごい変わった方だなと思っていた。

空気を読まず別の出演者に対して喧嘩をわざと売っているのかな。

なんでこの人テレビに出ているのかな。

こんな感想が落合陽一さんへの私の印象だった。

でもこの本を読んでその思いはずいぶん変わった。この人は真剣に日本という国を愛しており、日本という国をどうにか再興しようと考えている。

日本人は改めて自分達の良さを考え直すべきだと感じた。

なぜ日本人はどこか自虐的なのか。

日本人には日本人の良さがあり、それを伸ばしていくことが日本人の強みだと私も思う。

ポイント

・変わり続けることを変えず、作り続けることをやめない

・日本人は公平にこだわり、平等にこだわらない。公平にジャッジすることが重要

・日本人は個人のためでなく、自ら属する複数のコミュニティの利益を考えて意思決定することの方があう

・オンとオフの区別を付ける発想自体がこれからの時代には合わない

 「ワークライフバランス」から「ワークアズライフ」へ

・自分の選択が意味を持っている実感を、それぞれの人々が感じ、相互に依存することから日本再興は始まる

・これからの時代は「自分とは何か」を考えてじっくり悩むのではなく「今ある選択肢の中でどれができるか」みたいな方が良い

・自分がしたいことか、自分がそれをできるのか、するべきなのかの区別は必ずするべき

・「ポジションを取れ。批評家になるな。フェアに向き合え。手を動かせ。金を稼げ。画一的な基準を持つな。複雑なものや時間をかけないと成し得ないことに自分なりの価値を見出して愛でろ。あれゆることにトキメキながら、あらゆるものに絶望して期待せずに生きろ。明日と明後日で考える基準を変え続けろ。」

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